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愛玉子
オーギョーチー

UPDATE:2004.6.10


 日本でもここにしかないといわれる愛玉子(オーギョーチー)専門店。その歴史は古く、大正初期から営業している。東京芸大に近いその場所柄か、私の高校の大先輩でもある東山魁夷画伯をはじめ数々の文化人も訪れたという。今となってはそのたたずまいそのものがとてもいい味を出している。
 訪れたときは,店の中にはさほどやる気があるとは思えないおばさんが一人店内で通販雑誌を読んでいて、われわれが注文すると愛玉子はあっというまにカウンターの奥からでてきた。おばさんはそれをテーブルに置くと、また雑誌に目を落とした。このなんともいえない緊張感のない店内もいい味を出していた。
 ちなみに、愛玉子とは、台湾でしか取れないとげとげのある果実で、その実を袋に入れて水の中でもみ、出てきた寒天質を固めたものに、シロップをかけたデザート。台湾ではメジャーなデザートだそうだ。

<愛玉子>
愛玉子 これが愛玉子!愛玉子そのものには味はさほどないが、寒天よりも若干くせがある気がする。しかし、それも気になるほどではない。そのものの味が強くするわけではないので、レモンシロップをかけて食べるのだろう。
食感は寒天とナタ・デ・ココの間の寒天よりといったところで、つるつるとしている。写真で見るとそれほどには見えないが,実際には結構量があり、味が単調なだけに最後のほうはちょっとしんどい人もいるかも。でも400円でいい感じの店と珍しい味に出会えるんだから、お勧めします。

愛玉子の場所についてはこちらをご覧ください。

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