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セセシオン
SECESSION

UPDATE:2005.9.4


 KONDITORATELIERと名乗るだけあって、ここのスイーツはウィーンのコンディトライのようにしっかり焼かれた焼き菓子に特徴。この味のスタイルを持つお店はなかなかない。普通のケーキショップは,足元から胸元までの冷蔵ケースに並べてあるが,ここは、平台においてある。ケーキのすぐ近くで選べるのでそれだけでも楽しい。

ここのスイーツは南隣の「にしむら珈琲」で食べることができる。そこで裏技。セセシオンの閉店(19:30)後にここのケーキが食べたくなったら,「にしむら珈琲」に駆け込もう。テイクアウト可能なのだ(手数料が取られるが)。逆にセセシオン営業時間中に「にしむら」でテイクアウトを頼むと、「隣で買ったほうがお安くなりますが」といってくれる。親切。


ちなみに、SECESSIONとはウィーンにある19世紀末に建設された前衛的な建築物の名前。店内にもSECESSIONの絵がかかっている。

 以前は「セセッション」としていましたが、正式名の「セセシオン」に改題しました。


<栗のクグロフ>
ケーキ紹介(セセッション 栗のクグロフ) しっかりしっとり焼かれている。セセッションのケーキはこうでなくちゃ。甘さも直球勝負!という感じでしっかりした甘さが感じられる。栗もしっかり入っていて大満足。
ウィーンのケーキといったらザッハトルテだけれども、それもほんとにしっかり焼かれている。このケーキは日本人の味覚に合わせて淡白めにはなっているけど,そんなウィーンの味を彷彿とさせてくれる。
<ガトー・オ・フリュイ>
ケーキ紹介(セセシオン ガトー・オ・フリュイ) 要はショートケーキである。
ふんわりとしたスポンジは舌の上でとろけるほど繊細。それに合わせるかのように、2層のスポンジの間に挟まれている生クリームは砂糖が控えめでミルクの香りがするほど薄味になっている。
上にのっている生クリームは普通程度の甘さなのだが、全体的にはとても淡白な味わいとなっている。まるで和三盆のお菓子を食べているようで、おいしい。。
一方で、甘いものを求める人には物足りないかも。
<白桃のミルフィーユ>
ケーキ紹介(セセシオン 白桃のミルフィーユ) 2005年の夏、流行の長いグラスに盛り付けるスタイルのスイーツ。
一番上、真中、一番下にそれぞれパイがあり、クリームと接する面にはチョコレートを塗って湿気でパリパリ感が損なわれないように配慮されている。
上の層は、やわらかい生クリームとざく切りの白桃。下の層はバニラビーンズが効いたカスタードクリーム。上から下に食べすすんでいくと、いろいろな味に出会えて楽しい一品。
<グアバのプルンダー>
ケーキ紹介(セセシオン グアバのプルンダー)  プルンダーとは、ドイツ語でデニッシュのこと。
 パリパリの生地と、いかにも南国の果物、と感じさせるグアバの濃厚な味が印象的なスイーツ。
 しっかり焼き上げているパイ生地が、セセシオンらしさを感じさせる。真中に入っているグアバのペーストは、特有のまったりとした味がする。構成はこれだけなので、いたってシンプルだが、特徴的な二者の出会いがマッチしているので、なかなかにおいしい。
 夏の期間限定商品。
<蜂蜜のクグロフ>
 帽子の形をしたクグロフ型で焼く、フランスアルザス地方の郷土菓子であるクグロフだが、セセシオンでは定番の菓子のひとつ。
 砂糖よりも保水性の高い蜂蜜を使っているだけあって、すごくしっとりと焼きあがっている。食べると「ジューシー」という形容詞を思い浮かべるくらい。
 たっぷりの生クリームをオンして食べるとこれまたグッド。


地図(セセッション)

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