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ザ・リッツ・カールトン大阪
THE RITZ-CARLTON OSAKA
UPDATE:2005.1.10
大阪を代表する高級ホテルのひとつ、リッツカールトン大阪の1階にあるイタリアンレストランレストラン「スプレンディード」でデザートビュッフェが行われている。 ホテルに入ってまず驚かされるのは、重厚なインテリア。あらゆる面に腰板が貼られ、壁は壁紙ではなく刺繍が施された布地。すべてにおいて手抜きがない。ちなみに、この雰囲気の素晴らしさは、同僚の間で「リッツはトイレに行くだけでも価値がある」との意見で一致したことでもわかるだろう。 インテリアと共に特筆すべきは、サービス。帰る際、レストランに入るときに受け取った番号札を渡すまでもなくクローゼットからコートが出てきた。まさにプロ。このようなサービスを受けられることに感謝しなければ。 味のほうは、甘いものは甘く、甘くないものは甘くなく、というはっきりとした味が特徴的。日本人の口には、ヒルトンのビュッフェの方が口に合うかもしれない。しかし、アメリカンビジネスホテルにはない多くのものがここにはある。五感全体でそれらを是非味わうべし。 |
<デザートブッフェ> | |
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客席は、年末に行ったせいかさほど混んでおらず、予約なしに行ったがすぐに禁煙席に座れた。 おいてあるスイーツは、スコーンやパン、チョコレートを含めて25種類ほど。どれも小ぶりで、全種類制覇も夢ではないだろう。しかも飲み物までフリー。普通の客に供されるものと同じ物が出てくるので、紅茶などは香りの良いものが味わえる。これで休日2800円(税・サ抜き)であれば、リーズナブルではないだろうか。 スイーツの種類としては、ケーキももちろんあるのだが、コース料理の最後のデザート的なものが多い。盛り付けもこっているが多く、視覚的にバラエティ豊かで、味への期待感が高まる。これだけでも楽しい。 味は、正直に言うと濃い目。甘いものは甘い。コンポートであれば香辛料の香りが強烈。人によって評価が分かれるところだと思う。行ったときはチョコレート系のスイーツが多く、どれも味は濃厚。口当たりの軽いチョコムースにしてもそれ自身では甘さが強烈だった。 ただ、どれも単に甘いわけではない。グレープフルーツゼリーは、ゼリーと感じさせないほどやわらかく、まるでグレープフルーツの果汁を飲んでいるかのような繊細な食感とみずみずしさにあふれている。ロールケーキであれば、スポンジからは卵の香りが存分に感じられる。つまりは、食材の味を生かした形がここにあるのだろう。 繰り返しになるが、五感を満足させてくれるこのビュッフェ。とてもおすすめである。 |
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