ケーキ屋さん紹介　ユーハイム

　神戸を代表する洋菓子屋さん。洋菓子といえば神戸、というイメージを古くから支えてきたユーハイムは、ケーキというよりも焼き菓子、特にドイツの伝統菓子バウムクーヘンでとても有名。
　第１次世界大戦で日本軍の捕虜となり中国の青島から連れてこられたドイツ人のユーハイム氏（このとき、フロインドリーブ氏（フロインドリーブ創業者）やウォルシケ氏（デリカテッセン創業者）が一緒だったそうだ。すごい・・・）は横浜で店を開くものの、関東大震災で被災し、神戸で再度開店したのが始まり。このへんの創業の歴史は、ユーハイムのホームページに詳細に記されていて、なかなか楽しい。
　その創業者ユーハイム氏の写真は元町にある本店２階のティールームの壁に所狭しとかけられている。創業当時の三宮のお店の写真などもあり貴重。そのティールームに行ったときに是非見てほしいのは伝票。印刷されている項目（人数とかテーブルとか個数とか）が全部ドイツ語。創業当時からのフォーマットを使っているんでしょうね。

＜ショートケーキ＞

　ユーハイム本店の2階ティールームでのみ食べられるスポンジ６段のビッグなショートケーキ。ボリュームたっぷりなためか最初からフォークが２本ついてくる。
　スポンジはしっとり系。スポンジ間にはイチゴとラズベリーソース・生クリームがはさんである、ごくごくシンプルなショートケーキである。甘さはそれほどでもないため、結構さくさくと食べ進められるが、外側の生クリームの量も半端ではなく、しかもミルクの味がしっかりしているため、結構重く感じるかも。